- 3PLのことをわかりやすく理解できる!
- わかりにく専門用語をなるべく除いた内容で解説!
- ついでに2PLも1PLもわかる!
3PLとは物流会社の戦略のこと意味します
3PLの読み方と意味
3PLとは、サードパーティ・ロジスティクス(英語表記:Third Party Logistics)と読みます。
直訳すると、サードパーティは第三者となるので、”第三者ロジスティクス”となるわけですが、物流業界の仕事の戦略の一種です。
ものすごく簡単に言うと、
物流と何も関係のない第三者の会社が、
・荷物を運ぶ業務
・荷物を加工する業務
・荷物を保管する業務
等々、物流に関係のある仕事をまとめて請け負うことを意味します。
3PLの中身
時代の流れとともに物流業界も荷物を運ぶだけではご飯が食べれなくなっています。
3PLを取り入れた会社に仕事をまかせると、荷物を運ぶ業務を請け負うだけではなく、
・倉庫を持っているので荷物の保管もします
・必要なときに保管していた荷物をお客様に運び届けます
・在庫管理もするので荷物が無くなったら、無くなった分の荷物を取りに行きます
といった感じで、荷物を運ぶ以外にも いろいろな作業を任せらて、仕事を依頼する側(荷主)は、たくさんの仕事を一括で任せられるので、効率化が望めます。
3PLを「手先が器用で友達の多いB君」で例えた場合
それを知ったA君は、B君に頼み事をします。
それまでプレゼントはB君の家で保管しておいて。
B君は手先が器用だから、届ける前にこのお菓子に合うラッピングもお願いしたい。
余ったお菓子は、B君の友達で他の誕生日が近い人に配ってほしい。
この場合、
▶A君 ・・・ 仕事の依頼主(荷主)
▶B君 ・・・ 3PLを提供する取り入れた会社(3PL事業者)
▶Cさん/Cさんと誕生日の近い人 ・・・ お客様
▶お菓子 ・・・ 依頼物(荷物)
となります。
現実の世界では、A君(仕事の依頼主)がお金を払って、B君(3PL事業者)にお菓子(荷物)をCさん(お客様)に届けてもらいます。
このとき、誕生日までお菓子(荷物)が腐らないようにきちんと保存(荷物の保管)を行います。
また、渡すときにお菓子(荷物)をラッピング(荷物の加工)もして、お菓子(荷物)の品質を上げてCさんに届けます。
更に、Cさんと近い誕生日の人(お客様)にもお菓子(荷物)を届けます。
B君は友達が多いので、Cさんの誕生日と近い人(お客様)を何人か知っているので、余ったお菓子(荷物の在庫)は、誕生日と近い友達(お客様)に行き届きます。
このように、B君(3PL事業者)は、いろいろな仕事をまとめて請け負うことができます。
3PLのメリット
3PLのメリット
上記の手先が器用で友達の多いB君の例から見てわかる通りですが、
・荷物の届けるまでの効率化
・荷物の品質アップ
また、B君しか知らなかった「Cさんと誕生日の近い友達(Cさん以外のお客様)」という情報も有益です。
物を効率よく届ける上に、物を広める手段がある“B君にしか” 仕事を任せらません。
仕事を依頼する側からすると、この部分にノウハウがある3PL事業者は、とても魅力的です。
・荷物を送り届ける
・荷物を加工する
・荷物の保管(在庫管理)
などの仕事の窓口を1つにすることで、提供する荷物の品質向上や効率化が最大のメリットとなります。
さらに、A君(仕事を依頼する側)は、お菓子をつくること(本業)に集中できるので、お菓子をつくる技術も早くレベルアップできる環境が手に入ります。
2PLも1PLもあるんでしょって話
1PLとは
1PLとは、ファーストパーティ・ロジスティクス(英語表記:first Party Logistics)と読みます。
ファーストパーティは、「私」とか「自分」とか一人称を意味するので、ここで意味するのは「自社」です。
1PLとは、自社でロジスティクス(物流)を完結することを意味します。
2PLとは
2PLとは、セカンド・ロジスティクス(英語表記:second Party Logistics)と読みます。
セカンドパーティは、「あなた」とか二人称を意味するので、ここで意味するのは「仕事を依頼する企業」です。
2PLとは、専門業者でロジスティクス(物流)部門の部分的に任せることです。
3PLを深堀して理解したい人は、こちらをお読みください↓↓
ちょっと前に偉い人が3PLの話してたけど、全然わからんかった。
小学生に話すみたいに、わかりにくい言葉を使わないで誰か解説よろしく