- 中型免許の費用は持っている免許での金額差がわかる
- 中型免許の取得条件や受講時間がわかる
- 中型免許が手に入るまでのハードルや苦労するところがわかる
【2020年 最新】中型免許(トラック)の費用 ~所持免許別で比較~
中型免許を取得する条件として、
■下記の免許のどれかを取得して2年経過していること
・普通免許
・8トン限定中型免許(旧普通免許)
・準中型免許
・大型特殊免許
■満20歳以上であること
という条件があります。
この所持している免許で、中型免許を取得するためにかかる費用にめちゃくちゃ差がでます。
この差について、全国の教習所の中型免許費用を比較しました。
普通免許持ちが中型免許取得にかかる教習費用
<普通免許所持 → 中型免許取得への平均教習費用>
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬)とそれ以外(岐阜・静岡・大阪・兵庫・北海道・宮城・新潟・広島・福岡)の教習所だと…
・普通免許所持プラン
合計87校の平均額: ¥190,142(税別)
※日本最大級の教習所検索サイト調べ
準中型免許持ちが中型免許取得にかかる教習費用
<準中型免許所持 → 中型免許取得への平均教習費用>
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬)とそれ以外(岐阜・静岡・大阪・兵庫・北海道・宮城・新潟・広島・福岡)の教習所だと…
・準中型免許所持のプラン
合計15校の平均額: ¥134,017(税別)
※日本最大級の教習所検索サイト調べ
2020年の今現在、準中型取得者が少ないため、準中型→中型免許へランクアップさせるためのプランを取り扱っている教習所が少なかった。
8トン限定免許(旧普通免許)持ちが中型免許取得にかかる教習費用
<8トン限定免許(旧普通免許)所持 → 中型免許取得への平均教習費用>
8トン限定免許は平成19年6月1日より前に普通免許を取得すると、普通免許に「中型車は中型(8トン限定)」という謎の文言が入ります。
この免許を持っている人が中型免許を取ろうとすると…
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬)とそれ以外(岐阜・静岡・大阪・兵庫・北海道・宮城・新潟・広島・福岡)の教習所で
・8トン限定中型免許所持のプラン
合計16校の平均額: ¥113,585(税別)
※日本最大級の教習所検索サイト調べ
東京や兵庫の都市部の教習所を除けば、10万円を下回ることが多かった。
が、平均しても3つの免許の中では一番安い。
大型特殊免許持ちが中型免許取得にかかる教習費用
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬)とそれ以外(岐阜・静岡・大阪・兵庫・北海道・宮城・新潟・広島・福岡)の教習所だと…
・準中型免許所持のプラン
合計7校の平均額: ¥315,461(税別)
※日本最大級の教習所検索サイト調べ
2020年の今現在、大型特殊免許→中型免許を取ろうとする人がそもそも少ないので、それ専用のプランを取り扱っている教習所はかなり少なかった。
大型特殊→中型で免許取る人は、人生の途中で急にトラックにハマった変わり者か、大人の事情がある人だと思ってる(‘Д’)
中型免許(トラック)で取得条件と取得までの長い道のり
中型免許の取得条件
【技能条件】
以下の4種類の免許のうち、1つ以上 免許を所持している必要がある。
・普通免許
・準中型免許
・大型特殊免許
・中型8トン限定免許
【身体的取得条件】
<年齢>
満20歳以上
<視力>
両眼 0.8以上/片眼0.5以上
※メガネ・コンタクト使用可能
深視力検査の結果が平均誤差2cm以内
<色彩識別>
信号機の色が判別できること
<聴力>
10cmの距離で90dbの警音器の音が聞こえること
※補聴器使用可能
<運動能力>
運転が障害を及ぼす身体障害がないこと
持っている免許で受講時間に差がある件(受講概要)
■普通免許を持っている場合の受講時間
<技能教習>
第1段階 … 7時間(ATは11時間)/ 第2段階 … 8時間
<学科教習>
第1段階 … 免除 / 第2段階 … 1時間
計 16時間(AT 計20時間)
「一般の乗用車を運転する」 →「 事業用のトラックを運転する」ということになるので、ちゃんと時間をかけて取ることになります。
■準中型免許を持っている場合の受講時間
<技能教習>
第1段階 … 5時間 / 第2段階 … 4時間(ATは6時間)
<学科教習> 免除
計 9時間(AT 計11時間)
一見すると意外と短い時間で取れるじゃんと感じるかもですが、合宿で換算すると1週間程度かかることが多いです。
土日のみで教習所に通って取得を目指しても1か月はかかる計算です。(教習所で中型免許の技能試験の予約も順調に取れた前提の話)
ただ、こちらは準“中型”免許というぐらいで、「中型」免許区分なので、あたらしく免許を“取得”するのではなく、“限定解除”というくくりになるので、教習時間が短いイメージです。
■8トン限定中型(旧普通免許)を持っている場合の受講時間
<技能教習> 5時間
<学科教習> 無し
計 5時間
3つの免許の中でいちばんラクに中型免許を取得できる。
こちらも 8トン限定“中型”免許に「中型」って入っているとおり、“取得”というより“限定解除”なので時間もお金もかからないということですね。
ただし、AT限定の8トン限定中型免許の場合、クラッチ操作の教習もあるため、技能教習が9時間~となります。
■大型特殊免許を持っている場合の受講時間
<技能教習>
第1段階 … 13時間 / 第2段階 … 18時間
<学科教習>
第1段階 … 無し / 第2段階 … 4時間
計 35時間
3つの免許の中でいちばん大変。
合計35時間はかなり厳しい。
普通免許を取るのと同じなので、ほとんど0ベースから免許取るのと同じ。
教習所に通いながら取るということは長い道のりなわけで。
中型免許だけじゃなく、免許を取るのって意外と大変です。
時間かかるし、根気とかも必要になっていきます。
教習所に通うなら、
▶準中型
▶8トン限定中型免許
を持っているなら通える範囲な気がします。
中型免許を取り扱っている教習所も首都圏だと少ないのです。
東京だけでも4校だけ。
教習所で通いながらでも予約するのも大変です。
順調に予約が取れても、社会人だとかなり苦労します。
教習所と合宿も一度比較してみてはいかがでしょうか?
・取得までの道は意外と大変
・怠けたら取れないし甘くないよ
とか いろいろ聞くから、どんなところが厳しいのか教えて?