【徹底比較】大型免許の取得を費用・合格率・継続率で考えた「教習所vs合宿」

トラプラ
長きにわたり議論が行われていた大型免許の「教習所で通い」vs「合宿」という問題について。
大型免許を取るには結局どちらが良いのかを、”合格率”と“費用”と“継続率(サボらなさ)”の3つをメインに徹底比較したいと思う。
本記事の内容
  • 大型免許を3つの視点(費用・合格率・継続率)から比較できるようになる
  • 教習所と合宿のメリットとデメリットがわかる
  • 読んだ人が大型免許を取得するために優先したいことが明確になる

大型免許は「教習所通い」vs「合宿」を徹底比較

“費用・コスパ”で考える大型免許「教習所通い」vs「合宿」

【前提条件】

教習所掲載数1200校を超える全国最大級の教習所サーチを参照し、
大型免許を取り扱う教習所が10校以上あるの都道府県
大型免許の料金プランが充実している
を対象に平均値を算出してみました。

【前提条件を満たす対象の都道府県】

北海道・岩手・宮城・千葉・埼玉・静岡・愛知・兵庫・福岡

【教習所に通いで大型免許取得する場合の平均金額】

・中型免許を所持している場合 … 218,574円
・中型免許(8トン限定)している場合 … 252,572円
・準中型免許を所持している場合 … 277,445円
・普通免許を所持している場合 … 349,242円

【合宿で大型免許を取得する場合の平均金額】

・平均 50,000円は安い
地域差もあるが、普通免許に至っては、10万円近く安くなる場合もあった。

金額は想像どおり合宿の方が全体的に安い。

これは合宿所側がスケジュール確保のしやすさや、生徒への調整に融通が利くからですねー!

 

継続率(サボりにくさ)”で考える大型免許の「教習所通い」vs「合宿」

<大型免許を受験できる条件>
・満21歳以上である
・中型免許、普通免許(旧普通含)、準中型免許、大型特殊を取得し、保有歴が3年以上

これらの条件に加えて、取得している免許によって、教習時間が大きく変わります。

所持免許の種類 技能教習
(第一段階/第二段階)
学科教習
普通免許(MT) 30時間(12/18) 1時間
普通免許 (AT限定) 34時間(16/18) 1時間
準中型免許 23時間(10/13) 無し
5トン以下
準中型免許 (MT)
26時間(11/15) 1時間
5トン以下
準中型免許 (AT)
30時間(15/15) 1時間
8トン以下
準中型免許 (MT)
20時間(8/12) 無し
8トン以下
準中型免許 (AT)
24時間(12/12) 無し
中型免許 14時間(5/9) 無し
大型特殊免許 45時間(18/27) 4時間  ※1

※1. 医師免許所持者は1時間免除

教習所に通う場合は…

大型車(大型トラック)は、とにかくサイズがデカい。
普通車と比べて、大型車を10台も20台も置ける教習所はそもそも少ないわけです。

更に、都心部に近く通いやすい便利な教習所のほとんどは、大型免許を取りたい人の数も増えます。

それに加えて、教習所の授業制度の場合は、必要な授業のスケジュールのタイミングを合わせて受講しなければならない。

するとどうなるか…
・予約してた日に受講できなくなってしまった
・たまたま予定が空いた日から受講したい
というタイミングでやきもきする結果が目に見えてます。

また、学校の授業と同じく、取得には技能教習(所持免許によって学科教習も)を受けなければなりません。

ほとんどが技能教習ですが
・第一段階(基本走行)・・・ 2時間/1日
・第二段階(応用走行)・・・ 3時間/1日
と、技能教習は一日に受けられる受講時間が決まっています。

1日で一気に授業時間を進めることができないので、教習所に通いながら免許を取得するには、長い日数が必要になるので、真剣にやらないと挫折してしまう人も。

普通免許を持ってたとして、30時間の授業を受けるのってかなり大変…

単純に計算しても最短12回は通うのでことになるので、土日のみで教習所に通った場合、どんなにスムーズにいっても1カ月半かかる。(;・∀・)
※12回のうちに見極め・仮免・卒検はカウントしてないです。

中型免許持ちの人が社会人で働きながら大型免許を取るのに、真面目に教習所に通って平均3ヵ月程度かかるケースが多いです。

忍耐力なければ、長期休み+有給で合宿にするべき。

合宿の場合は…

合宿は授業のスケジュール管理がしっかり組み込まれている。
合宿の予約前の予約サイトには「最短○○日~で取得」と表記されているのがほとんどです。

実際のところは、

・中型免許所持者 ・・・ 最短8日~
・普通免許所持者 ・・・ 最短14日~

と表記され、目安としては『中型持ちは10日以内』『普通免許は16日以内』程度が取得期間となっています。

合格率”で考える大型免許の「教習所通い」vs「合宿」

教習所も合宿も合格率はどちらも高いです。

国交省は合格率というものを出していないため、正確な数値は出ていません。

不合格になるには、基本的に受ける側の問題もあるように思うかもしれませんが、“短期的に集中して受講する”かどうかが一番の差になります。

これは受ける人の性格の差が大きい要素です。

漢字の練習をするにも、一文字書いて、それを1週間後にもう1回書いて…という反復練習を想像するだけで覚えにくいイメージができると思います。

が、じっくり頭で整理して勉強するタイプの人もいるので、
ここは自分と向き合って考えるべきところ。

だが、私はずっと勉強しながらという自信は一切なかったので、合宿にしました。(´・ω・`)

大型免許の取得するまでの道のりをラクにするのは圧倒的に合宿

教習所で通って取得するメリット・デメリット

【メリット】
・仕事しながら大型免許取得を目指せる
これに尽きる。

【デメリット】
・通う場所によって金額が高い(特に都心部)
・サボってしまいやすい環境
・取得までの道のりが長すぎる

気合で自分のモチベーションを保たないと厳しいです。

合宿で取得するメリット・デメリット

【メリット】
・教習所より価格が安い
・強制的にサボれない環境に
・自由時間で旅行気分も味わえる

【デメリット】
・社会人だと時間を作るのが難しい
これに尽きる

運送会社とか物流会社だと、長期休みで合宿で通わせてくれたりするから、そういう環境だと良いんだけど、この合宿期間を作れるなら、絶対に合宿の方がオススメ。

合宿の時期の繁忙期・閑散期で料金の割引率差が出たりするので、料金を少しでもお得にしたい人はオススメを確認するべし。

あまり知られてはいないですが、それぞれの学校が提携している合宿サイトで割引率も変わる!

少しでもお得に大型免許を取るためのオススメ合宿予約サイトもチェックすべし。

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